介護士 排泄介助

排泄とは?

排池とは、人として生命を維持するための重要な機能です。体の中の老廃物を体外に排出することで、生理的快感や満足感を生み出します。また、よく言われるのが『健康状態を知るバロメーター』。

 

例えば便の状態で、お腹が痛いのかな?水分がふそくしているのかな?ってことも把握できますよね。しかし、残念ながら排池物は不潔なものと思われています。排泄をする行動は、他人に見られたくないプライバシーな生活一面です。決して人には見られたくないという羞恥心を誰もが持っています。そのため自力で排池ができるという行動は、日常生活の自立を図る上でとても大切なことなのです。

 

私たちも排泄行為は人には見られたくないですよね!介護をするうえで排泄ほどプライバシーに気を遣う介助はないと思います。利用者にはなるべく不快な気持ちにさせない排泄介助を心がけたいものですね!

 

 

排便の流れ

ちょっと専門的用語を使いますが、こういった流れで排便されているのかと思っていただければOK!

 

食事をするときロから入った食べ物は、食道から胃に送られて行きます。胃では食べ物の一部が消化され、十二指腸を経て小腸で消化吸収され、大腸へと送られます。大腸へ送られた食物は、食物の不消化物となり、上行結腸一横行結腸一下行結腸一S状結腸一直腸と通過する間に水分が吸収され便となります。直腸に便がたまると、直腸の内圧が上がり、便意をを感じて排便するのです。

 

こうしてみると食べ物が口から入り、体外に出ていくまでにはいろんな臓器を経由しているのが分かりますね!

 

便の形状

健康状態を知るバロメーターである排泄ですが、便の形状でも見て取れます。
便の形状にはいろんな言い方や他にも形状があるかもしれませんが、私が使っている言い方を簡単にまとめてみました!

コロコロ便(兎便)

うさぎの糞のようにコロコロしていて硬い便のこと。

硬便(塊便)

短いソーセージ状のような塊で硬い便のこと。

やや硬い便

言葉のごとくやや硬そうに見える便で、水分が少なく表面にひび割れがあるソーセージ状の便のこと。

普通便

表面が滑らかで適度にやわらかいそうセージ状の便のこと。一番良い便状ですね!

軟便

はっきりとした境目があるが、やわらかい半固形の便のこと。

泥状便

境目がほぐれていて、形がマチマチな泥状の便のこと。

水様便

塊のない液状の便のこと。

 

一般的に成人では食後24時間〜72時間で便が形成され、体外へ排出されます。
腸内に長く残っていたものほど硬い便となって出てきます。便秘のことを思い出せばなんとなくわかるのではないでしょうか。

 

 

排尿の流れ

成人の1日の尿量は約1000ml〜1500mlと言われています。尿は腎臓で1分間に約2ml生成されます。腎臓で出来た尿は腎孟(ジンウ)から尿管を通り、膀胱にに蓄尿されます。膀胱内の尿が一定量を超えると、膀胱の内圧が上がって尿意を感じて排尿するという流れです。

 

ちなみに、私の施設にはバルーンカテーテル(膀胱留置カテーテル)という管を尿道に入れている方がいます。そのバルーンの先には袋が付いていて尿が溜まる仕組みなんですが、そのバックにたまった尿量を見るとこんなにも出ているのかと分かります。尿量は人それぞれのようですが、水分をたくさん取る利用者は一日の尿量が約2500ml近く出ていることもあります。袋がパンパンになってて、こんなにも出るのかとびっくりするぐらいですよ。

 

 

排泄介助は介護士の腕の見せ所!

排泄介助にはトイレ誘導やオムツ交換などがあります。トイレに連れて行く場合はほとんどの利用者に便意や尿意があります。杖や歩行器を使って歩いて行ける人は見守り程度でいいですが、かろうじて車いすに乗れる人の場合はお手伝いすることが増えてきます。

 

利用者のレベルにもよりますが、ベッドから車いすへなどの移乗行為やズボンの上げ下げなども介護士が手伝うことも多いですね!排泄介助の中でもトイレ誘導は、いろんな介護技術を使いますので介護士の腕の見せ所!なんて気がします。